杉山シニアフェローが、北上市医師会主催のセミナーで、人生会議についての講演を行ってきました。70名ほどの住民の方々が参加してくれました。
長年にわたって市主体で「こころづもり」を啓発してきた北上市だけに、人生会議に対する関心の高さが表れていました。
4年前にも、北上市でみんらぼカードを披露しました。その時の様子はこちらです。
そのほかに、北上市岩崎地区の交流センターでも、みんらぼカードゲームをしました。
今回の講演では壇上でみんらぼカードを実演しました。
ご協力いただいた柴内先生(北上済生会病院)が選んだカードは「桜や花を愛でたい」でした。
桜の名所「展勝地」を抱える地域だけに、その気持ちがひしひしと伝わりました。
柴内先生のユーモアあふれるトークに、会場は大きな笑いに包まれました。
人生会議は、楽しさや希望が加わってこそ進むものです。それを会場のみなさんは疑似体験できたことだと思います。
帰りがけに、たくさんの方が「今日の講演はいままで受けてきた様々な講演の中で一番楽しかった」とおっしゃっていただいたのが、とても嬉しかったです。
いまも能登半島では多くの方が困難に直面しています。その状況を聞くにつけて、毎日のあたりまえが実はかけがえのないものであり、いのちは尊いものなのだということに気づかされます。
自分のために、大切な方のために、人生会議をして、いのちの灯をともしましょう。