みんらぼは、教育事業として、今年度より寺子屋という事業を行っています。
寺子屋事業は、R5元旦にZOOMで説明会・募集をし、地域との交流に関心のある医師を公募し、２名の枠に対して３名の応募があり、３名が参加しています。
今回は坪谷理事がファシリテートし、政治哲学について学び議論を深めました。
坪谷理事がこのテーマを選んだ理由は、地域との交流をうまくすすめるにはどうやっていったらいいか、というような答えのない課題に取り組むにあたっては、自分の持っている考え方だけでは、考え方の異なる他者を理解することが難しいことも珍しくありません。
地域との交流となると、医療以外の様々な人との交流となります。
普段医療機関のみで仕事をしていると、似たような価値観の人との交流が増え、医療従事者（特に多忙な人）は、悲しいかな自然と視野や価値観が狭くなりがちです。
また医師は、未だに裸の大様になってしまうことも残念ながら珍しくありません。
そこで、世の中にどのような考え方があるのかを知り、自身の引き出しを増やし、視野を広げることで、未知の他者の考え方を想像する引き出しが増え、医療機関の外で、よりうまく対応できる可能性も高まると考えます。
また、そのような、how to 的な意味合いだけではなく、哲学を知ることは、生きるにあたり、自身の人生の豊かさにもつながると信じています。
今回は、哲学について勉強するだけではなく、具体的なテーマを設定し、このテーマでこの哲学ではどのように考えるか？などを議論し、哲学について理解を深めました。
あなたはリベラルでしょうか？それともリバタリアン的でしょうか？はたまたコミュニタリアン？
こういった議論に関心ある方いらっしゃいましたら、以下からご連絡いただけると嬉しいです。
https://minlabo.net/contact/
何名か集まれば、ZOOMなどで同様のイベントを開催してみようかなとも思います。