
杉山理事は、岩手県岩手町にあるさわやかクリニック(盛岡医療生協)で、人生会議の解説と、その疑似体験としてみんらぼカードの体験会を実施しました。
看護師・ケアマネジャー・社会福祉士・理学療法士など多彩な職種メンバーで行ったみんらぼカードゲームは、普段のチームワーク通りにテンポよく、ときには「5枚だけでは足りない!」などの冗談もみられて、とてもユーモラスに進みました。

それぞれの希望が詰まった5枚を選んだ先には、その5枚を家族と共有することも忘れずに。

講演では、実際の臨床現場に即した質問をあらかじめいただいていました。たとえば、
- どうしてACPが大事なんですか?
- 医療の場面において、どのようにACPを取り入れていますか?
- 今は患者さんも落ち着いているが、今後どのペースでACPに関する聞き取りをしていけば良いんだろう。
- 私たち医療者はどのようにACPを広めていったらいいですか?
これら一つ一つに、国民調査の結果や厚労省の資料、自身の経験をまじえて、お答えしていきました。講演が終わった後も、個別に多くの質問が寄せられ、参加者にとって、とても有意義な時間であったことが伺いしれました。
今後も、医療介護従事者向けにこうした講演会を実施し、人生会議の普及につなげていけることを期待しています。