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みんらぼカード 岩手県内の大学授業で体験会

イベント

岩手県内の大学のとある授業の講師からお声がけいただき、2024年4月某日、坪谷理事が授業に参加して、みんらぼカードについて説明し、大学生の皆さん約50人にみんらぼカードを体験してもらいました。

授業では、ACP・人生会議を取り巻く状況が説明された後に、坪谷理事が、なぜこのようなカードを作るに至ったかについての自身の臨床医としての経験からの想い・意義を説明し、その後、みんらぼカードを体験してもらいました。

いつもながらカード体験はとても盛り上がり、参加した学生さんたちは多くの気づきを得たようです。

このように、みんらぼカードは、病気がある人もない人も、高齢者も若い人も、みなさんで楽しみながら様々な気付きを得ることができるゲームとなっております。ぜひまだ体験したことない人は、体験してみてください。

最後に、その学生さんから素敵な感想をいただいているのでその一部を許可を得て以下に共有します。

みんらぼカードというのを初めて経験したが、ゲーム感覚で人生の相談ができるのはとても画期的だと思った。普通は余命宣告された場合の人生相談などは重苦しくなるが、このようにカードで旅行に行きたい、花を見たいなど計画を立てて辛くならない様にされているのは、とても面白く感じた。ルールも簡単なのでお年寄りから若い人まで広くできる点も考えられているなと思った。
今回の人生会議は、他者の価値観を知ることができたと同時に、自分の価値観を再発見、再確認するいい機会になりました。
みんラボカードを通じて、自分の人生と向き合う機会を頂けました。自分が残したいものは、友人や恋人であり、短い付き合いではなく、長い付き合いをして行きたいことをひしひしと感じました。これからの人生何があるかは分かりませんが、自分の心の中にある大切な物は見失わず、自分らしく生きていきたいと感じました。
自分が人生で大切にしたいことについて今まであまり考えたことがなかったので、いい機会になった。優先順位をつけることが難しかったけど、深く考えることができてよかった。元気なうちに家族や周りの人と話し合うべきことだと思ったので、共有したいと思った。
自分の最期について普段から考えたり、考えても人と共有する機会がなかったのでとても良い体験になりました。友達同士でも話す話題のきっかけになりました。ルールが少なくとても簡単なのでお年寄りから小さな子まで家族みんなでできるカードゲームだと思います。また、カードに書かれているきのこが見たことないものばかりで、食用と毒キノコで似ているものも沢山あると感じました。
先日は特別講義の方、ありがとうございました。私はみんらぼカードを通じて、自身の今後についてより深く考えることができました。自分にとって大事なものについて改めて考え、そのためにどうすればよいのかということが以前よりはっきりしました。4年生になり就職活動などに取り組むにあたり、人生について真剣に考える機会が増えてきたタイミングでこの講義を受けることができて非常に良かったと感じます。坪谷先生、ご多忙の中、お時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
みらんぼカードで余命2ヶ月の状態を考えてみて、物事に優先順位を決めてこれはいる、それは○○だからいらないというようにやるのが普段はあまり考えないようなことを考えるきっかけになって楽しかったです。また他の人の意見を聞いてみてそういう考え方もあるよなぁと思うこともあったので人を変えてまたやってみたいとも思いました。
私はみんらぼカードを通じて、人それぞれ価値観が違うことが改めて分かりました。人生の最後について考えているはずなのに、いつの間にか、どう前向きに生きようかという点から、身の周りの人への関わりなどについても考えていました。私は友達同士でグループを組んで実施したのですが、最後に揃った5枚のカードがそれぞれみんなの性格を表しているような気がしてとても面白いなと思いました。この度は、貴重な機会を作って頂き、ありがとうございました。
人生会議をやってみて、やはり一人一人考えている事が違うという事が分かった。自分が今、どうしたいのかという事も分かったのでとても良い経験でした。
「みんらぼカードで人生会議」を行う前は、自分の人生について一度も考えたことがなく、カードゲームをする前は難しい問題だと感じていました。人生とは言っても、今現在行っている就職活動で、この先の人生については考えていますが、最期については全く考えたことがありませんでした。しかし、実際にやってみるとゲーム感覚で楽しみつつ、自分はどのように最期を迎えたいかが明確に分かり、面白かったです。また、他の人のカードを見ることで、自分とは違った価値観を持ってて、新たな発見をすることが出来たのも面白かったです。今後、機会があれば祖父母、両親にもやってもらいたいです。今回はありがとうございました。
自分がなにかあって動けなくなったり、今回テーマのように病気にかかったりしたとき、自分の意思を予め身近な人に伝えておくことは大切だと改めて考えさせてくれるカードだと思いました。自分の大切にしたいこと、相手が大切にしたいと思っていることをお互いに認識しておけば、もしもの備えになると思いました。なかなか自分たちで考えることがないので、いい機会になりました。
ゲームが終わり皆でカードの確認をしたら、それぞれ違う結果になりました。それぞれの個性が出ていておもしろかったです。この人生会議を通して、自分が今どう生きたいかが見えてきました。この結果を元に後悔しないように生きていきたいです。
初めてみんらぼカードというゲームをやってみて、自分が人生最後の時には何がしたいか、どんな状態でいたいかなどを楽しみながら知ることができた。また、一人一人どのような最後でありたいかは異なると気づいた。このことから、みんらぼカードを使った人生会議を家族や友達同士で行い、お互いの考えを共有する必要があると考えた。
自分の近い将来を考えることはあっても、死ぬ時自分が求めることを考えたことはなかったので、自分はこれがしたいんだ、と理解することができました。さらに周りの皆の考えを知ることもできて楽しかったです。最後に、皆がそれぞれ決定したカードを見ると、どれも捨て難いカードばかりで、何事も優先順位をつけることが大事だと思いました。
自分がどんな人生にしたいかを知ることが出来て、とてもいい機会になったし、他の人がどんなことをしたいかは普通は分からないけど、このカードゲームを通してどんなことがしたいかを知ることが出来ました。
今日は、みんらぼカードをやって、普段は考えないような自分のことや家族のことについて考えることのできる良い機会となりました!
自分の最後を考えた時に手持ちのカードが5枚に限られていた中でやりたい事の優先順位を決めるのが難しかった。このゲームで自分が死ぬまでにやりたい事を知れた。最後に他の人のカードも見た時に自分と違う価値観を持っていて面白かった。手持ちのカードの枚数がもっと減ったら本当に自分のやりたいことについて考えがより深まると思った。
今日、みんらぼカードのゲームをしてみて、内容が深いとは思いましたが、楽しみながら人生のことについて考えられました。一度抜いたカードを、抜かなきゃよかったと後悔してしまったことがあったので人生のことを考えるのは難しいと思いました。
今回の人生会議を行ってみて自分の最期を考えたことが今まで無くゲーム感覚で考えることができたため良かったと思います。また、他の人の優先順位や意見を聞くことができたためさまざまな考え方があるのだと改めて感じました。
みんらぼカードで普段は考えないような内容まで考えることができました。まだ考えるのは早いのかなと思っていましたが、そんなことはなくて、気軽にゲームの形で自分の中を整理することができてとてもよかったです。
みんらぼ人生会議をやって、自分が人生で大切にしていることやグループの人が大切にしている事が分かりました。また、2回やって残ったカードが似たようなものだったので、大切にしたいことはだいたい自分の中で決まっているんだなと思いました。家族でやったらもっと深く話し合うことが出来そうだなと思いました。
みんなの価値観を知るだけでなく、自分の価値観も再認識することができたのでよかったです。家族で話す機会があまりないのでそういったことについても確認しあってみたいと思いました。
今回の人生会議のゲームを通して今の自分の考えを理解できたのと他の人の考えを知ることができたのでとても楽しかったです

KHコーダーというテキストマイニングアプリを用いて、これらの感想に登場する頻出語を互いに関連づけてみるという分析も行いました。各単語の関連の強さを図示すると下図のようになりました。当日の参加者が作り上げた体験会の雰囲気が伝わってきますね。