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みんらぼ寺子屋 開校 オガールで入校式・合宿を開催

イベント

一般社団法人みんなの健康らぼを設立した2018年からずっと、構想として温めてきた寺子屋──ついに開校です。

2023年元旦に、みんらぼ寺子屋の開校を宣言し、入学者2名(医師対象)を公募しました。

それに対して、全国から3名の応募がありました。応募にあたっては、申請の動機や地域医療にかける想いや将来ビジョンについて、厳しい書類審査・オンライン面談審査を行いました。3名ともそれぞれに熱い想いや悩みを語ってくれました。審査自体は中立的であったものの、岩手や紫波町を愛しているみんらぼは、それぞれの想いに共感し、心を突き動かされました。

そして、何度も協議を重ねた結果、公募2名に対して、応募者3名全員の入学を認めるという異例の決断を下しました。

紫波町オガール広場の緑に色づいた美しい景色の中、みんらぼは、入学者とともに入校式・合宿を開催し、入学の喜びに浸りました。

ほっとしたのもつかの間、オリエンテーションを開始。

まず、長時間かけて自己紹介を始めました。随所に、入学者それぞれが抱えるミッションを披露し、寺子屋を通して自分に期待することを語り尽くしました。

次に、ゲスト講師による特別講義がありました。

─その前に、実は、入学者には共通して自分たちの経営する診療所の地域展開を、将来ビジョンの課題として挙げました。そこで、それらのニーズに合うように、みんらぼは入学者にあらかじめ課題図書を与えていました。その課題図書とは「町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト」でした。まちづくりから医療づくりへ──その流れを作るにあたって、この書籍ほどマストな図書はないのではないでしょうか。

そして、今回の特別講師とは、この書籍に登場するキープレイヤーである鎌田千市氏(紫波町企画総務部)や手塚美希(紫波町図書館)でした。実際にオガールエリア図書館内を視察しながら、どのようにしてオガール・紫波町図書館ができたのか、その想いは何か、どのような工夫を凝らしたのか、官民連携事業として全国の中でも傑出した成功事例と言われる理由はどこにあるのかをじっくり聴講しました。入学者3名ともそれぞれに感じ入ったことがあったようです。

入学初日のオリエンテーションを終えて、屋外のテラスで懇親会を開催しました。初夏一歩手前の涼しい夕下がりの中、地元の食材に囲まれながら、参加者それぞれの気づきや内省を促す、刺激のある会話はさらに続き、いつの間にか心地よい夜に包まれてました。

合宿形式となった2日目、これから地域展開していくにあたってのメディア・報道との付き合い方の例や、アウトプットのためのテクニックをレクチャーしました。

その後、オガールのコンディショニングジムHOUSEに案内するなどの特別ツアーも行いました。医療だけでなく、健康づくりなどの保健事業に関するアイディアも深まりました。

以上をもって、短いようで長かった2日間の合宿を終了。寺子屋学生は宿題を持ち帰り、それぞれの明日に踏み出していきました。

今後も寺子屋に関するレポートを随時行っていきます。乞うご注目ください。