みんらぼのソーシャル・イノベーション
地域こそグローバル化の中心である。なぜなら、地域が抱える課題は、世界が共通に抱える課題と同質だからである―
かつて、私たちはアカデミアに所属し、健康や医療、公衆衛生(Public Health)、公共の福祉やWell-beingに関する地域の課題を明らかにし、それらに対する解決策を科学的知見に求めてきました。
科学的な正しさ・確からしさの探求そのものは、私たちの知的好奇心を大変満足させるものでした。
しかし、いざ足元の地域にまた目線を戻してみると、机上では解決したはずの課題は未解決のままとなっていました―
私たちは、このような現実を突きつけられ、アカデミアという存在そのもののに限界があると感じました。つまり、アカデミアという第三者の立場では、地域課題を真に解決することはできないと感じました。
そこで、私たちは、アカデミアを離れ、地域―愛着のあるまち―に身を置くことを決意しました。
そして、自分事として、一人称で、これまでに培った科学的知見やメソッドを地域に実装することで、地域に貢献する道を歩むことにしました。
これが、私たち、疫学・公衆衛生の研究者・活動家の大いなるチャレンジです。
このチャレンジを通して、まちで活躍する方々と交流すること、地方創生のアイディアやその先導者を外部から予備入れること、そうして我がまち(地域)をより豊かにしていくこと
―それが私たちの、自由にして快活なソーシャル・イベノーションです。
この取り組みの末に、”楽しく””安心できる” 場所を地域の方々とともに共創することを、私たちは真の目標としています。
メンバー
代表理事 杉山麗子(れいこ)
理事 坪谷 透(つぼんぬ)
シニアフェロー 杉山賢明(けんみょう)
アートフェロー 綿引奈苗(びっきー)