交流集会で笑い声もあがるほどの魅力
3月25日、盛岡医療生協は「人生会議について学び『自己決定権』を考える」をテーマに、いのちの章典実践交流集会を開催しました。
プログラムの一つとして、好評を博しているアドバンス・ケア・プランニングの学習会が行われ、川久保病院緩和ケア認定看護師の菅原由美子さんが講師として、みんらぼカードを使ったゲームを行いました。
会員の方々は、カードを使った話し合いを通じて、各自の生き方や希望を深く考えることができました。ときには笑い声も上がる会場で、組合員の交流も深まりました。以下に、参加者の体験談を掲載します。
- 自分の気づかない思いを考えるきっかけになった。他人が大切にしていることも知り「なるほど。そういう生き方もすてきだ!」と思えた。
- 暗くならずに残りの人生を考えることができてよかった。
- 答えはひとつじゃない。家族や周囲の人と共有していきたい。
- 年代によって選ぶカードが違うように思った。自分とは違う年代の方との交流もよかった。
- 人生の終盤、自分で自分のことを決めることは大切だと思った。
参加者同士が意見を交わしながら、自分らしい生き方についての理解を深める素晴らしい機会となりました。交流会の講演を務めた川久保病院緩和ケア認定看護師の菅原由美子さん、ありがとうございました。(上記の文章は、comcom 2024年7月号 No683 特集実践 いのちの章典 P4-5より引用)
地域の中で広がる人生会議の輪
さらに、この交流集会をきっかけに、湯沢や見前などの盛岡エリアの中でも、みんらぼカードを用いた人生会議の輪が広がりを見せました。
今回の講演や地域の体験会では、みんらぼメンバーは一切かかわっていません。それにもかかわらず、このように人生会議の輪が広がることが実証されました。みんらぼカードの持つ魅力が改めて再認識されました。
今後もこのような集まりでみんらぼカードを活用して、地域全体で人生会議の大切さを広めていきたいと思います。